写真・映像用品年鑑2017
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275撮影・写真用品の基礎知識三脚撮影時には脚を伸縮させて高さを調節し、持ち運び時にはコンパクトになる3段あるいは4段伸縮式が主流となっている。脚の材質、太さ、固定方法、開脚角度調節などで様々な製品があるが、載せるカメラ・レンズの組み合わせと使用者の体力や体格で選択を行う。一部の製品以外は脚と雲台が着脱可能なので、撮影目的によって脚と雲台との組み合わせを考えたい。雲台取り付けネジギヤ式手動式エレベーターエレベーターストッパー脚クランクハンドル開脚ロックレバーローポジション/分割エレベーターステー石突切替式の石突脚ロックレバー脚ロックナット雲台をネジ込んで固定する。雲台のカメラネジと同様に、1/4インチと3/8インチの2種類があり、1/4インチのネジにかぶせて3/8インチに変換するアダプターもある。雲台を上下に動かして、カメラの高さを調節する支柱。三脚基部中央にあり、垂直方向にのみ動く製品がほとんどだが、エレベーターの角度を変えられる製品もある。エレベーターには、ラック&ピニオンなどのギヤによって上下させる方法と、締め付けを緩めるとフリーになる手動式(センターポール式)とがある。エレベーターは可動式のために遊びがあるので、位置決め後に固定する。脚基部のダイヤルやノブで締めるタイプと、エレベーター支柱をロックナットで締めるタイプがある。脚内に順次細い脚を収納するタイプが一般的で、3~4段の製品が多い。断面が丸いパイプ脚と、四角いチャンネル脚がある。また材質では、アルミ、カーボン、合金製などがある。ギア式のエレベーターを上下させるハンドルで、折り畳めるようになっているものが多い。開脚度が変えられるタイプの三脚は、脚基部に通常の開脚度を解除するレバーがある。脚を通常よりも広く開いて接地すると、エレベーターがつかえてしまうので、短く分割できるタイプもある。樹脂製三脚の補強や、安定した設置が必要なビデオ撮影のために開脚時の剛性・安定感を増す補強支柱。3本の脚が同時に開閉できるというメリットもある。脚の接地部。プラスチックやゴム被覆の製品が多い。金属スパイクとの切り替えができる製品もある。ナットを回してロック・解除をするナット式に対して、ワンタッチレバーの起倒でロック・解除をする。伸縮させた脚を固定する環。プラスチックやゴム被覆の製品が多く、滑り止めのパターンが刻まれている。本体脚の基部で三脚の要。特殊なタイプをのぞき、3本の脚が120度の等間隔で取り付けられ、中央にエレベーター支柱が通っている。

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